急激なインフレ状態のアメリカに駐在で放り込まれました。日本より高い物価とサービス料に苦しむ中で、インフレ率には到底及ばない昇給率を嘆いていました。
高インフレ下では手持ちの現金価値が下がってる、現金で持っていること自体がリスクだと考えるようになり投資を始めました。
運用実績が1年を越えたので記録の意味も込めて運用実績を公開していきます。
おそらく投資に興味がある方が見に来てくださると思いますので、細かい説明は省いてほそぼそといきたいと思います。
1週間の総括
情勢
米国債務上限引上げ案が上下院で議会を通過する見込みが高くなりました。民主党も共和党も5月中旬までは”お互い譲らず”と言った発言が目立ちましたが、6月が近づくにつれてバイデン大統領もマッカーシー下院議長もお互い歩み寄るようになったと思います。ほっと一安心。
市場ではFRBの金利政策について利上げ停止が多く見込まれています。
主な経済指標はこちら
雇用統計、失業率、平均時給は上げ下げまちまちと言った感じでした。
結果から見ると引き続き雇用は強く、賃金インフレが懸念として残りますが、失業率が予想より多く、平均賃金も前年同月比で予想よりも低かったことが安心材料となりました。
全体的には景気後退とも景気が強いとも取れない内容でした。方向感が見えない中で株式と債権はどう動いたのでしょうか?
保有しているメイン銘柄の5日間推移
今週は月曜日が休場日だったので先週金曜日からの5日間水位です。
- S&P500(IVV)
+3.20%
米国債務上限問題が上下院で可決の公算が高いためリスク解消と判断されて株価は上昇しました。雇用統計後も債権市場とは反対にリセッション懸念が低いとの観測から上昇していきました。株式投資科は楽観論が強いですねー。乗り遅れ感から買いが入っているような気がします。高金利長期化に経済が耐えられるかが課題ですね。 - 債券ETF(TLT)
+1.71%
こちらも債務上限問題の懸念がないとの判断から債権が買われる展開となりました。しかし、金曜日の雇用統計で引き続き雇用が強く、市場では高金利の長期化とさらなる金利上昇が織り込まれ始めています。
今週の取引
5月の分配金実績
- TLT・・・+$19.68
私のポートフォリオ
今週の結果
というわけで損益結果はこんな感じ。
先週末+$735 →今週末 +$1206
先週比 +$471
4週連続のマイナス分を90%くらい取り戻しました。このままいけば来週には最高益が見えてきそうです。
来週は重要指標の発表が少ないのでこの調子でお願いします。。。
今後の方針
キャッシュが少し余っているので短期取引をしながら様子を見たいと思います。
指数ETFについては長期投資なので引き続きホールド。
リセッション懸念もありますので債権ETFもしばらくはホールド予定です。