アメリカの観光地として人気なのがNY、ラスベガス、ディズニーワールド、大谷翔平選手などたくさんありますが、ナイアガラの滝も観光の名所です。北米の中でも大きな滝として有名ですよね。
この記事ではアメリカからカナダ側への車による越境方法・見どころについて書いてあります。
国境を超えてカナダへ
越境ルート
アメリカからカナダへ車で渡るルート主にこの２ルートだと思います。
NY方面から向かう人以外は、バッファローの”ピースブリッジ”から渡るのが良いと思います。レインボーブリッジ周辺は道も狭く、繁忙期の日中は車も多いので早朝・夜間以外はお勧めしません。
ピースブリッジの入国手続き
ナビ通りにカナダへ向かい、橋を渡り切ったところで入国審査と税務申告があります。
アメリカからの出国手続きは無し。気づいたらカナダの入国審査前にいる感じです。
日本の高速道路の料金所みたいなシステムです。
越境に必要なもの
入国審査で聞かれたことと回答
- 居住地は → 日本人だけどアメリカに住んでる
- アルコール持ってるか → 持ってない
- 武器は持っているか → 持ってない
- 目的地は → ナイアガラフォールズ
- 何日滞在するか → ２日
- 住むところは → ナイアガラフォールズ周辺
質問は多いけど笑顔で話してくれて、初カナダは好印象でした。
カナダの交通ルール
交通ルールはアメリカとほぼ同じと思って問題ないと思います。
注意点としては速度、距離がメートル表記になるのでデジタルで速度メーターをキロメートル表記に切替可能な場合は変更した方が良いでしょう。
カナダ側の駐車場
至る所に駐車場がありますが、料金には要注意です。高いところだと＄５０〜６０というところもあります。クレジットカードを受け付けてくれたので私たちはスカイロンタワーの駐車場１日＄２０（カナダ＄）に止めました。出る時に気づきましたがすぐ近くに＄１５（カナダ＄）も複数ありました。
駐車場での支払い注意点 為替の罠
- 🇨🇦ドルを現金で持っている人
現金or USクレジットカードでお支払いください。 - 🇨🇦ドルを現金で持っていない人
USクレジットカードを使用してください。
実際に罠にかかりそうになりました。
ちなみにこの日のアメリカ💲とカナダ💲の為替は１🇨🇦ドル＝０.７６🇺🇸ドル でした。
ということは表示金額を🇺🇸ドルで払うとなんと約３２％も損をすることになるで気をつけてください。
以下、駐車場入り口での若いお兄さんとの会話
若いお兄さん：２０ドルでーす
うさかつ：（🇨🇦ドルないから）アメリカドルで払える？
若兄：いいよー、２０ドルね
う（頭の中）：ん？何かおかしい
う：クレジットカード使える？
若兄：うん、使えるよ
う：じゃあカードで！
為替がわかっていない旅行者からぼったくっているんだろうなと。
アメリカのクレジットカードは為替手数料などが低いのでカードを選択しました。
実際のカード請求額はこちら
たった＄５程度ですが、ボラれたーと思うと楽しい気持ちが半減ですよね。投資をやっているおかげか金融リテラシーが上がったと実感した出来事でしたw
日本のクレジットカードの多くは海外で使うと為替手数料を結構取られるので注意してください。駐車場での攻防はこの日の夜もありましたので後ほど。。。
ナイアガラの滝情報や写真作例
滝観光の持ち物
- 雨具（レインジャケットや折りたたみ傘）天気が良くてもカナダ滝の飛沫が風に待って霧雨のように降ってきます。
- パスポート 異国の地なのでパスポートは持ち歩きましょう
アメリカ滝
スカイロンタワーから歩いて10分。着いた時は曇りで、写真映えしないなーと思っていました。
しばらくすると雲の隙間から日が挿すようになりました。
虹が２本も掛かりとても綺麗です。
左奥に見えるレインボーブリッジも合わせて3つのレインボーが並ぶ写真が撮れます。
カナダ滝（テーブルロック付近）
ウェルカムセンターのレストラン外階段からの一枚
ウェルカムセンター
- Journey Behind the Falls 人気の滝裏側へ行けるツアー受付
- Niagara's Fury 大昔のナイアガラが体験できる４Dシアター
- インフォメーションセンター
- レストラン・売店
ウェルカムセンターはカナダ滝の真横にあります。
売店に並んでいるお土産
スカイロンタワー Skylon Tower
カナダ側で一際目立つ高い塔、それがスカイロンタワーです。
お土産の購入や展望台に登れます。
展望台料金（🇨🇦ドル）
|
展望デッキ |
大人 |
子供 |
|
１回 |
$19 |
$9.5 |
|
２回(Day &Night) |
$24 |
$12 |
現地での購入にはこれに消費税？手数料？も追加されます。
結局私は大人１人分、１回チケットで＄22🇨🇦かかりました。
お得情報
私たちは利用しませんでしたがこちらのサイトでは少し割引が得られますのでチェックしてみてください。お得に購入できると思います。
展望台からの夜景も見たいと思いましたが、何せこの時期は陽が長いので9時過ぎても少し明るいくらい。運転の疲れもあるのと花火の撮影場所は決めていたので、１回チケットを購入しました。
スカイロンタワーからの景色
カナダ滝
アメリカ滝
望遠レンズを持っていくとアメリカ側 風の洞窟 の様子がよく見えます。
双眼鏡を持っていっても楽しめるはずです！
カナダ側の風景
花火 Fire Works
開催期間と打ち上げ場所
2024年の打ち上げ日時はまだ公開されていませんが、例年5月中旬から始まります。
2023年は5月19日〜10月9日の期間、毎日夜10時から花火が上がります。（現在終了）
2023冬季の花火スケジュール更新 打ち上げ開始は夜10時から（大晦日は夜8時、12時）
- 11月18日-12月16日までの金土曜日
- 12月22日-1月7日まで毎晩
打ち上げ開始は夜10時から（大晦日は夜8時と夜12時）
打ち上げ場所はアメリカ滝付近のカナダ側。
カナダ側からみると下の作例のようにアメリカ滝と花火を一枚の写真に収めることが出来ます。レンズは標準ズームが良いと思います。
駐車場確保
ナイアガラの滝から少し離れると2時間まで無料で駐車できるところもチラホラあります。いわゆる路駐ですが夜9時には埋まっていて止められるスペースは無かったです。
私たちはスカイロンタワー周辺の駐車場が、15ドルだったのをしてたのでそちらへいく事に。
入り口に到着すると、そこは立て看板と脇におじさんがいるだけの簡素な仕様。おじさんが話しかけてきて交渉が始まります。
おじさん:15ドルだよ
う:カード使える？
おじさん:カードは扱ってない
う:🇺🇸ドルで払える？
おじさん:いいよ、15ドルね！
う:（またか、、、と少し考えて）他を探します！
と去ろうとすると
おじさん:仕方ない、10ドルよこしな！
みたいな感じで現金10🇺🇸ドルに負けてもらいました。
🇨🇦ドル換算13.15なのでちょっとお得でした！
撮影場所
写真を撮るのであれば、あまり近すぎず少し離れた方が画角的に助かるとのことから場ここを撮影場所で決めました。
到着時間は夜9時20分くらいでしたが、それでもまだ明るい。（ため息）
ほかの作例
アメリカへの帰還
翌朝は8時半ごろにレインボーブリッジを通ってアメリカに帰りました。
帰りも料金所タイプの入国審査を通ります。
朝早くということもあり、入国審査レーンは3つ開放。通過していく車は5台程度しかいませんのでこちらもすぐ順番が回ってきました。
レインボーブリッジの入国手続き
入国審査で聞かれたことと回答
- ビザは → E2
- アルコール、食べ物は持ってるか → 持ってない
- 住むところは → オハイオ
と言った感じで、質問は少ないですが無愛想な兄さんでした。
アメリカの入国にはお金がかからないのは嬉しいですね。
最後に
車で初めての越境ということで不安もありましたが、事前に情報がわかっていれば特に問題ないと思います。為替の罠に引っかかりそうになるなど、旅行の経験値が高まった良い旅でした。
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