急激なインフレ状態のアメリカに駐在員として放り込まれました。日本より高い物価とサービス料に苦しむ中で、インフレ率には到底及ばない昇給率を嘆いていました。
高インフレ下では手持ちの現金価値が下がってる、現金で持っていること自体がリスクだと考えるようになり投資を始めました。
運用実績が1年を越えたので記録の意味も込めて運用実績を公開していきます。
おそらく私なんかより知識がある方が多いと思いますので、細かい説明は省いてほそぼそといきたいと思います。
１週間の総括
情勢
今週は求人雇用関係の指数Weekでした。
本番の雇用統計前に発表されたJOLTS求人とADP雇用統計は予想を下回り雇用環境の悪化を思わせるような内容で、長期金利は低下していきましたが株式の動きは様子見・横ばいといった状況でした。
金曜日に発表された重要指標の雇用統計では非農業部門雇用者数、失業率ともに雇用が強い結果を出してきました。平均賃金は予想通り。
これを受けて低下してた長期金利は再上昇。株式も低下すると思いきや上昇して１週間が終わりました。株式の動きはホントーにわからない。
保有しているメイン銘柄の推移
- S＆P500（ SPLG）
+0.22%
１週間を通して上下した長期金利とは違い、金利影響を受けずに少しずつ上昇しました。ボラテリティが低く安心感のある値動きでした。
これを1年中続けてくれると心も財布も温まるんですがね。。。
１週間のヒートマップでは相変わらずハイテクが牽引している様子。原油価格の低下を受けてエネルギーセクターはマイナスです。
- 債券ETF（TLT）
+1.67%
求人・雇用の経済指数に大きく揺さぶらせる１週間でした。雇用統計発表時は維持値大きく下落しましたが、結果的に大きくプラスで終われたので良かったです。
まだ上昇トレンドを継続中。
今週の取引
買い・・・TMF :3口＠56.0、2口＠56.0
売り・・・QLD :15口＠67.17
レバナスQLDを半分利確しています。また、金曜日の雇用統計で下落したところでTMFを追加で購入しています。
そういえばTMFとLABUが株式併合されました。損益に無関係ですがTMFは10口→1口で単価が10倍になりましたね。
私のポートフォリオ
今週の結果
というわけで損益結果はこんな感じ。
先週末+$696 →今週末 +$2,014
先週比 +$458 でした。
大底から＄4,770ドルの急上昇を記録しています。
今後の方針
債券金利が低下して債券ETF、株式ETFがともに続伸。下落で買い続けてきましたのでこれらがお宝ポジションになることを願っています。
超短期的な見通しですが、来週のCPIは市場予想を下回る伸び率でインフレ鈍化が進んでいると思います。
これはアメリカで生活している私の肌感覚なんですけど、ここ数ヶ月はスーパーの物価上昇をあまり感じないです。なんなら全米ガソリン価格は10月→11月では10％くらい下落しています。コアには影響しないけど、総合CPIの上昇率は下がっているはず！
CPI予想外に鈍化 → 債券金利低下 → 債券ETF上昇
となってくれたらいいですね。
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